角川短歌 2016年10月号

キーフレーズ

短歌 歌集 ヒューモア 作品 松平 KADOKAWA 東京都 神奈川県 定価 紀伊國屋書店 作者 千葉県 馬場あき子 歌人 大阪府 角川文化振興財団 昭和 平成 北海道 茂吉 ジュンク堂書店 -1 現代短歌 思う 創刊 http:// 角川 埼玉県 言葉 俳句 -2 静岡県 高野公彦 新人賞 愛知県 思っ 女性 本体 カバー 生き 自分 特集 FAX 四六判 老い 岡井隆 青森県 笑い 写真 表現 読者 歌壇 発行 伊藤一彦 栗木京子 塚本邦雄 河野多麻 発行人 時間 世界 記念 米川千嘉子 申し込み 定期購読 連載 人間 編集 読む 感じ リアル くまざわ書店 見る 見本 思い 鈴木 www 私たち 兵庫県 巻頭 読ん

目次

論ヒュ 笑いの先にある救い そもそも、ヒュ 1 モアとはどんな笑いのことなのだ ろう。一般的な笑いの区分をまとめれば、 ( 織田正吉 『笑いとユ 1 モア』、広辞苑、ジーニアス英和辞典など。 ) 〇ウィット【人を刺す笑い。機知、気転、頓智、不意 打ち的な知的なおかしさ。 〇コミック【人をたのします笑い。喜劇的なこと。お どけた感じを与えるさま。 〇ヒュ 1 モア〕人を救う笑い。上品な洒落やおかしみ。 諧謔。健全な人がもっている共感者を得 るような人間味あふれたおかしさ。 であるという。ヒューモアは、短歌のもっ叙情的な要 素に通じるようである。 笑いの短歌といえば、江戸時代には狂歌が盛んだっ た。しかし、狂歌は本歌あってのパロデイや、卑俗な おかしさを狙った作品であった。あるいは、〈泰平の ロ ロ 大松達知 眠りを覚ます上喜撰たった四杯で夜も眠れず〉に見ら れる社会風刺や皮肉や言葉遊びなどが入り込んでく る。内容的には、ヒュ 1 モアよりもウィットに近い。 では、ヒューモア短歌の出番はどこにあるのか。ど ちらかといえば歌人たちは真面目と言われる。もとも との作者にヒュ 1 モアの感覚がなければ歌にも現れに くい。しかし、徹底して生真面目に詠み通すことで結 果としてヒュ 1 モアを醸し出す場合もある。 なにゆゑに室は四角でならぬかときち がひのやうに室を見まはす 前川佐美雄『植物祭』 はど、つだろ、つか。どぎつい比喩に驚くかもしれない し、精神を病んでいる感覚を受け取るかもしれない。 しかし同時に、当たり前のことをそこまで突き詰めて 考えてしまう様子に、かえっておかしみを感じること へや

短歌の ヒューモア 特集 ヒューモアとは「人の心を和ませるような」おか しみのことです。ただの笑いや洒落とは一味違っ た品格、あたたかみはどこにあるのでしよう。ほ んわかとした幸せに気分にひたりながらヒューモ アとは何か、一緒に考えてみませんか

平成ニ十九年第十三回 鎌倉鶴岡ハ幡宮献詠披講式 短歌募集のお知らせ 鶴岡八幡宮では和歌に精通し「金槐和歌集』を編纂したこと でも知られる、当宮の末社白旗神社の御祭神、源実朝公の 功績を称え毎年三月に献詠披講式を執り行っております。 つきましては、広く短歌を募集しますので、下記要領により 奮ってご応募下さいますようお願い申し上げます。 献歌はすべて「献詠歌集」に掲載し、ご神前にお供えします。 なお、優秀作品は献詠披講式で披講します。 兼題「川」 ( 「河」・固有名詞も可 ) または自由詠 ( 未発表作品に限る ) 投稿原稿用紙に、作品、郵便番号、住所、氏名 ( フリガナ ) 、年齢、電話番号を ご記入の上、封書にてこ送付ください。※楷書にて記入 締切日平成ニ十八年十一月一日 ( 期日厳守 ) 献歌料 - 首につき千円 ( 一人三首まで ) 郵便振替 ( 口座番号 OOOJOO ー 2 ー 70520 ) か、 郵便小為替、現金封筒のいすれかでこ送金ください。 選者尾崎左永子、呑山静子、木村雅子、津金規雄、前川佐重郎 ( 五 + 音順 ) 賞実朝賞・鶴岡八幡宮宮司賞・選者賞他 宛先〒 248 ー 8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下ニー一ー三十一 鶴岡八幡宮社務所教化部教務課電話 0467 ( 22 ) 0315 ・鎌倉歌壇・各結社に所属の方は、所属先をご明記ください。 第 + 三回鶴岡ハ幡宮献詠披講式 平成一一十九年三月ニ十六日 ( 日 ) 午後一時より鶴岡八幡宮舞殿にて執行します。 終了後、講演会・選者による講評会を行います。 主催鶴岡八幡宮後援鎌倉歌壇 けん ひ こう しき 歌人で〈ある〉ということは と、つい、つことか 短歌の第一人者による、『もうすぐ夏至だ』に続く待望の随筆集。 最新の連載を中心に、心躍り、胸を打っ言葉の宇宙が繰り広げられる。 あの午後の椅子 永田和宏 ◎白水社の好評既刊◎し個く目次より〉 永田和宏 ⅣⅢⅡ I やの もうすぐ か日い歌風 つ人通 常もですし 夏至だ の いあの ・定価 ( 本体 1900 円十税 ) 線、 3 る話 で歌 永田和宏 描とおいよ 新樹滴滴く、りもう ・定価 ( 本体 2200 円十税 ) 珠表ろと 玉現 永田淳 のを 評伝・ ェ持 河野裕子こ午 たつぶりと真水を抱きてイと田椅彳麦 ・定価 ( 本体 2300 円 + 税 ) 集と子の 白水社 関 係 〒 101-852 東京都千代田区神田小川町 24 、 TEL 03-3291-7811 ・定価 ( 本体 2300 円十 http://www.hakusuisha.co.jp/ 新刊 4